2021.02.17

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    就労継続支援事業の職業指導員の仕事内容、必要な経験、求められるスキル

    就労継続支援事業の職業指導員について詳しく説明します

    「就労継続支援B型事業所に必要なスタッフとその役割」で簡単に就労支援事業所のスタッフについて紹介しましたが、仕事内容、必要な経験や研修の内容、求められるスキルについてもう少し踏み込んで説明いたします。

    今回紹介する職業指導員の役割は、就労のための技術の指導や求職活動、一般企業に就労後の職場定着のための支援などを行うことです。

     

    仕事内容

    就労継続支援事業の職業指導員者の主な仕事内容は、利用者ごとに作成された個別計画書に基づいて利用者の生産活動をサポートすることです。

    具体的には以下のような仕事を行います。

    ・利用者の就労の機会の提供
    ・就労に必要となる技術を習得させるための指導や訓練
    ・就職活動の支援
    ・職場実習の支援
    ・就労実習場所や就職先の開拓
    ・一般企業への就労後の職場定着の支援

     

    必要な経験・研修

    職業指導員として業務を行うために必要な実務経験や資格要件は、定められておりません。
    ただし、実際の求人内容では以下のような要件を求められることがあります。

    ・障害者支援関連の職種経験者優遇
    ・その事業所が主に行う生産活動の関係業務経歴(簡単な事務作業、パソコンスキル、ネットショップ経験etc)
    ・社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、介護職員初任者研修等の資格

    関連した業務経験や資格を所有している場合は歓迎されることが多いです。

     

    求められるスキル

    実際の求人内容では、以下のようなスキルを求められることが多いです。

    ・コミュニケーションを取ることが得意な方
    ・冷静な状況判断が出来る方
    ・気配りが得意な方
    ・元気がよく、面倒見がよく、さまざまタイプの利用者の方に臨機応変に対応できる方
    ・人と接するのが好きな方
    ・人とお話をすることが好きな方

    職業指導員は、個別計画書に基づき利用者ごとにサポートを行う必要があります。
    そのため、各利用者としっかりとコミュニケーションを図り、利用者の特性を把握することが大切です。

    状況に応じた臨機応変な対応が必要となったり、他のスタッフとのチームプレイとなることも多いため、冷静な判断や気配りができることが望まれます。

     

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?

    就業継続支援事業の職業指導員は、利用者の特性に合わせて職業上のサポートを行う役割を担っています。

    そのため、人と接することが好きで、コミュニケーションをうまく取れることがとても重要です。
    他にも、様々なことに臨機応変に対応できる能力も必要とされます。

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