2021.09.25

    ブログ

    「自立訓練(生活訓練)」について

    地域生活に必要な能力を維持・向上させるサービスです

    「自立訓練」とは、障害のある人が日常生活で必要となる生活能力を維持・向上させるための訓練や助言などを行う「障害者福祉サービス」です。

    自立訓練には、主に体の機能の訓練を行なう「機能訓練」と、金銭管理など日常生活で必要なスキルの訓練を行なう「生活訓練」の2種類があります。この記事では、生活訓練について説明します。

     

    サービス内容

    事業所の種類

    サービスの提供形態が異なる複数の種類があります。

    日中に事務所に通所する形態、利用者の自宅を訪問する形態、昼間に就労しているなどの理由で日中にサービスを受けることができない人に対して宿泊場所を提供して夜間に訓練や支援を行う形態の事業所もあります。

     

    訓練の内容

    訓練や支援の内容は事業所によって異なりますが、主な内容は以下の通りです。

     

    日常生活に必要な能力を習得する

    現在の自立に向け必要なこと、将来の自立に対し必要な知識の習得をするためのプログラムです。入浴、排せつ、料理、食事、洗濯、掃除、ゴミ出しなどの訓練や支援を行います。

     

    自己管理を行う能力を習得する

    基本的な日常生活能力向上訓練に加え、自己管理をするために必要な知識を習得するためのプログラムです。食事や生活費の管理方法や規則的な生活を行うため方法などについて訓練や支援を行います。

     

    自分の特性を理解する

    様々な手法を使い、自分について学んだり、表現したりするためのプログラムです。自分の障害・疾患についてや、自分の特性(得意なこと、不得意なこと)などを理解したり、それらを他人にわかりやすく説明する方法を学んだりするための支援です。他にも将来の進路先について考えたり、ストレスコントロールの仕方を学んだりもします。

     

    社会のルールなどを知る

    対人関係のルールやマナーなどについての知識を習得するプログラムです。地域生活においてのルールやマナーの学習や、公共交通機関や行政機関、病院などを利用するための訓練や支援を行います。

     

    地域生活に向けての準備を行う

    地域社会での生活で必要となる知識を習得するプログラムです。新生活に向けて住居探しや引っ越しなどの助言や支援を行います。就労を目指す人には、障害者就業・生活支援センターや就労移行支援事業所などの就労支援機関を紹介します。

     

    利用可能期間

    最長で2年です。ただし、自治体から必要性が認められた場合は、1年間延長することができます。

     

    対象者

    地域生活を行う上で支援が必要な知的障害や精神障害がある方が対象です。例えば以下のようなケースが想定されています。

    • 施設・病院から退所・退院し地域生活を始めることを考えているものの、生活能力の維持・向上などの支援が必要な人
    • 特別支援学校を卒業した人など地域生活を営む上で、生活能力の維持・向上などの支援が必要な人

    arrow pagination

    一覧に戻る

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。